半導体の地球環境貢献を意思統一

JEITA半導体部会は、10月21日、半導体21社のトップが列席し、来賓として経済産業省からのご臨席のもと地球温暖化対策特別委員会を開催いたしました。
会議ではPFC排出削減、省エネ推進、LCAおよび半導体の省エネ社会貢献の各活動についてその成果と今後の取組みが報告されました。
半導体各社は1997年にPFC等の温室効果ガス排出量抑制の自主行動宣言を行い、1998年以降毎年この会議で活動状況や成果を確認し業界としての取り組みを推進してきました。PFC排出削減については、除害装置の導入等の確実な実施により、2010年までに国内工場からの排出量を1995年比で10%削減(絶対値目標)するという目標を確実に達成できる見込みとなりました。
さらに会議では、半導体は自らの省エネ努力だけでなく、半導体デバイスの社会全体の省エネへの大きな貢献を含めた低炭素社会実現への取り組みを広くアピールすることが今後の重要課題であるという認識を確認しました。
JEITA半導体部会 岡田晴基 部会長(富士通マイクロエレクトロニクス 社長)が、「地球環境問題に対する社会的な関心の高まりを受け、地球温暖化対策は各社の最高の経営課題となっている。経営環境が厳しくなっている中でも、半導体業界としては環境投資の手を緩めることなく、低炭素社会の実現に向けた活動に取り組んでいきましょう。」と締めくくられ、半導体各社のトップの意思統一が図られました。部会長はじめ出席の半導体21社トップの強い決意のもと、JEITA半導体部会 地球温暖化対策特別委員会は成功裏に閉幕いたしました。


<関連情報>
JEITA半導体部会 低炭素社会実現への取り組みの情報は、下記にも掲載されています。
 >>JEITA 半導体部会について
  http://semicon.jeita.or.jp/about/
 >>半導体部会記者報告会(11月18日)
  http://semicon.jeita.or.jp/news/docs/08rtc.pdf
 >>半導体産業の低炭素社会実現に関する声明(11月18日)
  http://semicon.jeita.or.jp/news/docs/energy_saving_policy.pdf

半導体模倣品に対する注意のお願い F-GHG測定・管理ガイドライン DFM(design for manufacturability:製造性考慮設計)用語集 DFM(design for manufacturability:製造性考慮設計)用語集 DFM(design for manufacturability:製造性考慮設計)用語集 新規追加版 よくわかる半導体 半導体の社会貢献 半導体ミニ辞典 半導体の大冒険 BCMへの取り組み