コンピュータゲーム機の性能はCPU などの半導体部品に支えられています。 CPU は「中央演算装置」と訳されますが、今では「シーピーユー」と呼ばれるのがふつうで、 コンピュータの頭脳といえる部品です。初期のゲーム機は8ビットでした。それが16ビットへ、 そして32ビット、64ビット、128ビットと増えてきました。
CPU = Central Processing Unit
DVD = Digital Versatile Disc
8 ビットというのはCPU の性能を示す値。1 つの情報を8 ケタの数字で表わす ということで、コンピュータは2 進法で0 と1 しか使いませんので、0 と1 が 8 個並んで1 つの情報を表現しているわけです。8 ケタの数字で表現できる情報 の数は28 = 256 個です。 CPU の性能が上がるとともに、ゲームの迫力は段違いになって行きます。16 ビットのCPU は216 = 65536 の情報を扱えます。32 ビットは232 で、これ を計算すると、おそよ42 億9 千万となり、このくらいの情報量があると、奥行 きのある3 次元の画像が可能となります。