今、急速に普及が始まっているICカード。ひょっとすると、皆さんはもう持っているかもしれませんね。 キャッシュカードやクレジットカード、お店のポイントカード、電車の定期券や身分証明書その他、なんにでも応用できるスグレモノです。 IC チップに組み込まれているCPU は8ビットがふつうで、初期のコンピュータゲーム機に搭載されていたCPU と同じ性能ということになります。
ETC とは、有料道路の料金所で停車しないで料金の支払いができる「自動料金支払いシステム」のこと。日本では2001 年から本格的にスタートしました。 料金所のゲートについているアンテナと車に積んだ機器との間で無線で情報をやりとりします。 下の図の車載器にIC カードをさしこんでおくと、あとで自動的に銀行の口座から料金が支払われるしくみです。
料金所での混雑緩和が第一の目的ですが、渋滞に伴うガソリン消費のムダや大気汚染の軽減につながるシステムとして期待されています。
ETC = Electronic Toll Collection System