半導体部会・報告会開催(2010年9月9日)
本報告会は、半導体部会参加会社を対象に部会の活動を広く知って頂くために、年一回開催している。今回は、半導体部会傘下各専門委員会まで広く参加を呼び掛け、50名超の受講者が参加された。
開催冒頭、山口半導体部会長(ルネサス エレクトロニクス梶jから、こうした報告会を通じて、半導体業界間の課題共有を図りながら、産業界の活性化に向けて、一緒に努力していきたい旨、ご挨拶があった。
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半導体部会活動報告
五十嵐 企画運営委員会委員長
最近の活動トピックスとして、
- 半導体産業の重要性を広く知って頂くために半導体産業の社会貢献等、パンフレットを2種類発行したこと
- 世界の半導体産業の競争に対応するため、法人税制改正要望活動の状況
- 部会における産学連携活動の状況
- 国際標準化活動として部会におけるISO、IECへの取り組み
を報告した。
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特別報告 『半導体トレーサビリティについて』
飯田 技術委員会標準化戦略WGリーダー
ISO/TC247では詐欺対抗手段の標準化が検討されており、この中で半導体の認証・品質トレーサビリティも対象になっている。本TC247において日本提案に対する各国の反応は上々であるが、各国の思いを慎重に見極めながら関連する標準化機関と連携して活動するとともに前進を図りたい。
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JEITA活動報告
湛 JEITA理事
経済産業省における情報分野の経済対策について概要の説明とともに地球温暖化対策の最近の動向について講演が行われた。
講演者各位の熱意あるプレゼンテーションにより受講者は最後まで熱心に聴講され、成功裡に終了した。
また、報告会後の懇親会では、普段話す機会の少ない他委員会のメンバー同士が業界の今後の発展につき、有意義な意見交換を行っていた。
参加者の皆様、ありがとうございました。
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山口部会長のご挨拶 |
会場の様子 |