山口半導体部会・部会長がAPECにて講演しました

山口半導体部会・部会長(ルネサスエレクトロニクス顧問)がAPEC(アジア太平洋経済協力会議: 8月2日)にて講演しました。

被災地域としては始めての政府主催の国際会議として「APEC民間部門の緊急事態の備えワークショップ」が、8月1〜3日に仙台で開催されました。 今回のAPECは企業のBCPをテーマとしており、17の国と地域から約100人の政府関係者、防災関係者が出席しました。 初めに奥山仙台市長、マニング連邦緊急事態管理庁(FEMA)副長官、高橋外務副大臣などから挨拶がありました。会議では研究者によるBCP概念・効果・実践の研究成果、 APEC地域企業のBCPに対するアンケート結果、各企業によるBCPの実例などが紹介されました。

セッションの発表者出席者一同/講演する山口部会長

山口部会長は「ルネサス那珂工場の復旧とBCP」と題して

  • 半導体は広く産業・生活機器に使用されていること、半導体の生産には多くの工程があり時間がかかること
  • 震災直後の那珂工場の状況と復旧への取組みとBCP
  • 復旧支援と復旧期間野の大幅な短縮
  • 今後のBCPのコンセプト
  • 復旧へ支援いただいた方々への御礼
取材する報道陣

などが紹介され、仙台地場企業の鈴木工業、マイクロソフト・ジャパンなどとディスカッションが行われました。

当日は大勢のテレビ局・プレス関係者が取材し、夜9時からのNHKニュースでは山口会長のプレゼンテーション画面と共にAPECが防災をテーマに開催されたことを伝えていました。

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