2012年12月5日、幕張メッセで行われたセミコンジャパン2012(開催期間:12月5日〜7日)において、JEITA半導体部会の齋藤部会長(株式会社 東芝 取締役 代表執行役副社長)が講演されました。
日本の半導体企業を代表して参加した齋藤部会長は、セミコンジャパンの開催式典であるテープカットにご登壇された後、基調講演を行った四名の方々の中のトップバッターとして、「東芝の半導体およびストレージ事業戦略と日本半導体産業の再生」と題したスピーチをされました。
齋藤部会長は、前半はJEITA半導体部会(JSIA)の部会長の立場から、「日本半導体産業の再生」として
・日本半導体産業が現在置かれている状況
・その具体例として電力コストや為替の分析
・それに対するJEITA半導体部会としての取り組み
・その具体例として政府に対する要望やWSC(世界半導体会議)における活動
・今後の日本半導体のビジネスモデルとスマート社会を実現する技術の展望
についてご説明され、後半は東芝の副社長として「東芝の半導体およびストレージ事業戦略」についてご紹介されました。
今回のセミコンジャパンには、半導体装置メーカーの経営トップが参加された他、各半導体企業のメンバー、さらにブラジルから日本の半導体産業を学ぶために研修に訪れていた研修生たちも参加し、齋藤部会長の講演を熱心に聴講していました。