経済産業省による平成28年工業標準化事業表彰の表彰式が10月6日(木) に行われ、JEITA半導体部会・個別半導体製品技術小委員会(IEC/SC47E国内委員会)から、国際標準化奨励者表彰を河合氏、IEC1906賞を小川氏が受賞されました。河合氏、小川氏のこれまでの活動に敬意を表し、半導体部会としても受賞を共に喜びたいと思います。
JEITAは、IEC(国際電気標準会議)において、経済産業省 日本工業標準調査会(JISC: Japanese Industrial Standards Committee)から36もの委員会の審議委託(審議団体引き受け)を受けています。その中のTC47(半導体デバイス)にも半導体部会から多くの委員が参画し、プロジェクトリーダーやエキスパートとして国際標準化業務に携わると共に、議長・幹事・コンビナといった重要な役割を担い、国際標準化活動に貢献しています。
「工業標準化事業表彰」は、IEC国際標準及び工業標準の普及活動に貢献したと認められる個人及び組織を毎年表彰し、その表彰には、内閣総理大臣表彰、経済産業大臣表彰、産業技術環境局長表彰があります。
また、「IEC1906賞」は、IEC専門業務における最近の業績を対象として、電気・電子技術の標準化及びその関連活動に大きな貢献を果たしたと評価される個人に授与される賞です。
以下、今回受賞されました2名の方を紹介します。
河合 邦浩 氏 |
小川 文雄 氏 |
河合 邦浩 氏 (株式会社NTTドコモ) : IEC SC47E/WG2 (マイクロ波半導体)
IEC SC47E/WG2の国内委員として、高周波・マイクロ波通信用半導体規格群IEC 60747-4、-16の改訂に尽力。また、最新の日本提案IEC 60747-16-6では章を分担しドラフト作成に貢献。
小川 文雄 氏 (スタンレー電気株式会社) : IEC SC47E/MT6 (レーザーダイオード・LED)
プロジェクトリーダーとして、IEC 60747-5-6 Ed.1.0(LED)の規格化に対し多大な貢献。またSC47E/MT6メンバーとして、オプトエレクトロニックデバイスの規格開発およびメンテナンス活動に対しても貢献。
本件に関する詳細はこちらから: