ET2008(組込み総合技術展)≠ナ
半導体による省エネ貢献と人材育成事業をアピール

JEITA半導体部会人材戦略小委員会は、11月19日(水)から21日(金)までの3日間、パシフィコ横浜で開催された組込み総合技術展 「Embedded Technology 2008」 (ET2008)で、半導体産業の省エネ貢献を中心に半導体部会の活動をアピールしました。

ET2008とは、(社)組込みシステム技術協会(JASA)が主催する、組込み技術に関する世界最大規模の技術展であり、同時に世界最大規模のカンファレンスでもあります。

今回の展示会には、過去最大の450社・団体が出展し、延べ26,892人の来場者がありました。「未来をリアルに。最先端組込みテクノロジーの世界」をキャッチフレーズに、各社・団体が最先端の技術などをアピールしていました。

多くの来場者で賑う展示会場 会場:パシフィコ横浜

カンファレンスでは、産・学・官を代表する著名な方々から、基調講演、招待講演、特別講演等が行われ、多くの聴講者が集まり聞き入っていました。

さて、我々のブースでは、JEITA半導体部会の組織と役割、半導体産業の社会貢献活動と成果、JEITA人材育成事業、の3つの内容を柱にパネルとパンフレットにより活動をアピールしました。

「半導体部会の役割と組織」のテーマでは、パネルにより、半導体産業、技術、環境などに関する業界共通的課題への対応を国際的に行っていることを組織構成図などと共に紹介しました。

「半導体産業の社会貢献活動と成果」のテーマのパネルでは次のことをアピールしました。

半導体業界は今、「グリーンソサイエティー」の実現に向けた活動を行っており、商品企画段階から製造段階に至る過程で省エネを実現していること、サプライチェーン全体で環境負荷を低減していること、そして、半導体業界は、持続可能な社会を構築するために、主に四つの分野(Green Fab, Green Products, Green End-Products, Green Society)で貢献していることをアピールしました。

JEITA半導体部会のブース

半導体は、「環境配慮産業」であり、電気や水の使用量、産業廃棄物の排出量をパラメーターとする自主的な目標値を設定して、現実に目標を達成していることをアピールしました。

さらに、半導体製品は、低炭素社会実現のキーエレメントであること、それが省エネ社会の実現に大きく貢献していること、そのような活動を世界規模に行っていることなどをアピールしました。

ご来場戴いた方々は、積極的にパンフレットを持ち帰られていたことからも、省エネ活動などに対して高い関心と期待を持っておられるようでした。

展示パネル パンフレット

半導体部会は、今後もこのような展示会を活用して、半導体が実現する省エネ社会をアピールしてくとともに、将来の半導体産業を担う人材を育成し確保していく事業に積極的に取組んでいきたいと思います。

半導体部会のブースに足を運んで下さった皆様、ありがとうござました。

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