第4回国際ナノテクノロジー会議(INC4)が開催されます
INC(International Nanotechnology Conference on Communication and Cooperation)は、日米欧のナノテクノロジー政策立案者、研究者、企業のキーパーソンが集まり、ナノテクノロジーの最新動向・将来の方向について議論し、国際的な協力・交流を推進する国際会議です。
ナノエレ分野(More Moore, More than Moore, Beyond CMOS)に関し、日米欧の最先端研究開発情報を入手しまた日米欧の産学官著名人とのネットワークを形成する絶好の機会として、INC4が下記のとおり開催されます。JEITA半導体部会はオーガナイザーの一員として、企画・運営に積極的に参加しております。皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
INC4会場となる学術総合センター
- 名称:The 4th International Nanotechnology Conference on Communication and Cooperation (INC4)
- 期日:2008年4月14日(月)〜4月17日(木)
- 場所:学術総合センター一橋記念講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
- 参加費:
3月28日(金)までの事前登録 5万円
通常登録 7万円
ポスター発表者、学生 2万円
- Website:http://inc4.inc-conf.net/
(プログラム、参加登録、アクセス、等)
- 概要:
- INC4ミッション:
21世紀の経済成長の活性化・持続のために、オーガナイザー、スポンサーおよび世界の学術団体の間でナノテクノロジーに関する対話と協力を促進します。
- プログラム:
会議は、初日の4月14日(月)のNanotech in Japan、及び続く17日(木)までのINC4の2構成となります。各々の概要は次の通りです。
(a)Nanotech in Japan : 4月14日(月)
目的: INC4開催に先立ち、国内の政府関係者・技術者が集まり、ナノテクノロジーにおける将来に向けての優先テーマ・動向を議論します。
参加費: Nanotech in Japanのみにご参加の方は無料ですが、14日夕刻のWelcome Receptionからは有料となります。
(b)INC4 : 4月15日(火)〜17日(木)
目的:日米欧の政府関係者・技術者が集まり、ナノテクノロジーにおける将来に向けての優先テーマ・動向を議論します。
参加費:(1)一般事前登録;5万円 (2)一般通常登録;7万円 (3)ポスター発表者および学生;2万円
- オーガナイザー:日米欧3極の政府・民間から構成され、INCの企画・運営をします。具体的な活動はExecutive Committeeおよび通常のCommitteeで行われますが、これらCommitteeにはJEITAからも参加しております。
日本:内閣府、文部科学省、経済産業省、独立行政法人物質・材料研究機構(NIMS)、JEITA、ナノテクビジネス推進協議会(NBCI)
米国:NSF, SIA, SRC
欧州:EC,ENIAC, Fraunhofer, IMEC, CEA-LETI
- INC4日本委員会:INC4に向け、日本国内に委員会を設置しました。組織委員会、企画・運営委員会等がありますが、これらにはJEITAからも参加しております。なお、主要な役職等は以下の通りです。
共同委員長:岸輝雄NIMS理事長、半田力JEITA専務理事、佐々木元NBCI会長
幹事機関:NIMS, JEITA, NBCI
オブザーバー:内閣府、文部科学省、経済産業省
- D プログラム:日米欧のナノテクノロジーに関係する著名人による講演があります。
- JEITA半導体部会の役割:
半導体技術委員会傘下の国際ナノテクノロジー会議WG (INC-WG)で、INC4に対するJEITAの対応案を検討し、その結果はプログラム等に反映されています。特にナノエレクトロニクス分野での企画において中心的な役割を果たしています。
- 今までの開催実績:毎年1回ずつ開催してきました。
INC1:2005.6.1-3、米国サンフランシスコ
INC2:2006.5.16-18、米国アーリントン
INC3:2007.4.16-19、ベルギー ブリュッセル
2007年にINC3が開催されたホテル
2007年のINC3で講演されるNEC佐々木会長