セミコン・ジャパン2009開催
〜2009年12月2日(水)〜4日(金): 幕張メッセ〜

JEITA半導体部会では首記に関し、主要なイベントである「トレーサビリティ技術による半導体業界の模造品防止・セキュリティ対策ワークショップ」と「セミコンへ行こう!」への後援を行いました。

ワークショップでは半導体部会の取り組みを紹介し、またメンバー4名が「セミコンへ行こう!」で現地のブースツアー引率等の協力をいたしました。

SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International)では1977以来、半導体を中心としたマイクロエレクトロニクスの製造を支える装置・材料産業の総合イベント「セミコン・ジャパン」を主催しております。


33回目になる今回は、来場者数/延べ約64,100名の参加、出展社は924社となりました。
セミコン・ジャパン2009


「トレーサビリティ技術による半導体業界の模造品防止・セキュリティ対策ワークショップ」

模造品の存在はバッグや電気製品ほどは目立ちませんが、半導体でも大きな問題になりつつあります。
半導体は基幹部品として多くの分野で使用されており、特に自動車など安全に関わる分野に模倣品が使用された場合、事故に繋がる恐れもある為、極めて影響が大きいのです。
講演では、模倣品防止に必要な暗号技術や自動車部品の模倣の実態、海外の模倣品対策活動などの報告がありました。

JEITA半導体部会からは、半導体業界で品質管理のために従来から取り組んでいるトレーサビリティ技術の紹介と、模倣品防止に向けた技術の標準化活動について報告を行いました。
本件の重要性を反映し約150名が参加、ほぼ満席となり、関心の高さが伺われました。

セミコン・ジャパン2009

「セミコンへ行こう!」・「ハイテク・ユニバーシティ@セミコン」

セミコン・ジャパンでは、人材育成の観点から、主に大学生、高専生を対象に、半導体業界の魅力、将来性、可能性を体感してもらおうと、「セミコンへ行こう!」が企画されています。 (12/2-4)

これに加えて”高校生にもセミコンを体感してもらおう”との趣旨から、今年は「ハイテク・ユニバーシティ@セミコン」が企画されました。(12/3-4)

今回は、福島県、茨城県から4つの高校、総勢80名もの高校生に参加して頂き、バスでの日帰りという強行軍でしたが、講演「半導体って?」、出展社のブースツアー等、充実した体験となった様です。  

なお、「ハイテク・ユニバーシティ」は、年1回開催される高校生向けセミナーで、JEITA半導体部会も協力しています。 (簡単紹介:2001年から、主に高校生を対象に、科学・数学の面白さの実習を交えながら楽しく教え、企業・工場見学等を通して半導体/マイクロエレクトロニクス産業への関心を促す教育プログラム。*世界規模展開 )

セミコン・ジャパン2009


<関連リンク>
半導体人材育成の活動(JEITA半導体部会)
学生のための業界の魅力体感企画 - 「セミコンへ行こう!」
SEMICON JAPAN 2009
SEMI:半導体・FPD・MEMS・ナノテクノロジー関連の製造装置・材料産業の国際的工業会

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